お仕事の裏側や業界話などご紹介!
コラム お仕事の裏側や業界話などご紹介!
腕一本で稼ぐ!キャットトレーナーとして独立する方法とは
キャットトレーナーやドッグトレーナーは、年収の面ではさほど恵まれている仕事ではありません。
そのため「独立」を考える人も多いと言われています。今回はキャットトレーナーの独立について見ていきます。
「年収をアップさせたい」
「人に使われるのが嫌になった」
「いつかは自分自身の意志だけでキャットトレーナーとして活躍できるようになりたい」
このように考えて、キャットトレーナーとして独立する人もいます。
ただ情報も知識も無いなかで独立をしても、うまくいく可能性は極めて低いでしょう。
そこでここでは、独立してやっていくための注意点をお話します。
■ホームページや広告で自分を売り込む
あなたがどれほど良い腕を持ち、誠実で人や動物に愛されるキャットトレーナーであっても「あなたというサービス」を知っている人がいなければ、だれもあなたに頼むことができません。
そのため独立をするときには、まずは「宣伝」が非常に重要になってきます。
大企業がコマーシャルやホームページ、雑誌などでアピールをするのは「知名度」をあげるためです。
もちろん経済的な体力のない個人の場合では、このような大々的なアピールは難しいでしょう。
そのため、その規模はずっと小規模なものになります。
しかしホームページを立ち上げたり広告で自分で売り込んだりすることで、徐々に知名度はあがっていくでしょう。雑誌の宣伝ページで宣伝をするのもよいかもしれません。
このような「宣伝活動」は、フリーランスとしてやっていくうえでは絶対に必要なことです。そこであなたを知った人が申し込んできてくれたら、誠実に丁寧に対応して評価をあげましょう。そうすることでそのお客様がリピーターになることもあるでしょうし、そのお客様が良い口コミを周りに広めてくれるかもしれません。
宣伝をすることには、お金がかかることもあります。しかし「必要な経費だ」と割り切って、適正な金額をかけて知名度アップに努めるようにしましょう。
■独立して働く際に注意すべきこと
「キャットトレーナーとして独立して働く」「自分自身のやりたいようにやれる」「うるさい上司がいない」「自由に采配を振るえる」というのは、フリーランスとして働くもっとも大きなメリットです。
しかし独立して働く場合、そこにあるのは単なる「楽しさ」「メリット」だけではありません。
まずフリーランスのキャットトレーナーとして働くときには、「全責任が自分にのしかかってくる」ということを忘れないでください。あなたの代わりに謝ってくれる上司はいませんし、相談できる同僚もいません。何かトラブルが起きた時、それを引き受けるのはほかのだれでもないあなた自身なのです。
精神的な重荷も大きいものですが、話し合いがこじれれば裁判沙汰になることもあります。金銭的な負担が大きくなることもありますから、この点はよく考えましょう。
また営業も経理も、基本的にはあなた一人でやることになります。「同級生と組んでやる」「初めから部下を雇う」ということでなければ、あらゆる作業を自分で行う必要があるのです。
キャットトレーナーとして独立するということは、「キャットトレーナーとしてだけ働いていればよかった時代を終わらせること」にほかなりません。
このように、なかなか見えにくい部分にも目を向けていく必要があります。
■まとめ
キャットトレーナーとして独立する場合は、自分自身を売り込むことが必要になります。そのためにホームページや雑誌などをうまく利用しましょう。
ただ独立した場合、そのすべての責任や仕事は自分にのしかかってくるということも忘れてはなりません。