お仕事の裏側や業界話などご紹介!
コラム お仕事の裏側や業界話などご紹介!
実際の動物看護師の仕事内容や生活をご紹介!
動物看護師は、獣医のサポートのほか、入院している動物たちのお世話や看病など、業務内容は多岐にわたります。そこでここでは、そんな動物看護師として働いている方々の実際の仕事内容や生活などをご紹介していきたいと思います。
獣医さんのサポートなど、1日の中でいろいろな仕事がある動物看護師。
例えば治療を嫌がる動物たちを抑えたりするなど、その業務は体力勝負であるといっても過言ではありません。
そこで今回は、そんな動物看護師の皆さんが実際にどのような仕事をしているのか、その内容と送っている生活などをご紹介していきたいと思います。
■働き方の違いは病院にあり!
人間を診る医師や看護師と、動物たちを診る獣医や動物看護師は相反しているところもありますし、共通しているところもあります。
例えば看護師は国家試験の合格が必要となりますが、動物看護師は今のところ国家試験の受験は必要としていません。
他にも違う点は多々ありますが、共通点としてはその忙しさの規模にあります。
例えば動物看護師として働いている方々の中でも、個人クリニックで働いているか大きな病院で働いているかでは、生活リズムも異なっていきます。
個人クリニックでは定時制も可能となりますが、大きな病院ではシフト制の勤務も多くありますので、そういった点で違いが出てくるのです。
・大病院と個人クリニック、そのメリット・デメリットとは?
また、基本的な動物看護師の仕事内容も、個人クリニックか大きな病院での勤務かで多少異なります。
個人クリニックですと、人員も少ない場合が多いので、受付業務なども動物看護師が担当することが多くみられますが、大きな病院ですとそういったこともあまりないようです。
加えて、会計業務や、病院内の清掃・消毒なども動物看護師が担当することがほとんどです。しかし、大学病院などでは、そういったこともあまりみられません。
一方で、大きな大学病院などで働く動物看護師の皆さんは、その分苦労もあります。
個人クリニックと違って、いろいろな動物が運ばれてくる大病院では、その都度動物看護師のサポートが必要となります。
また、検査やレントゲン撮影なども、自らが行う必要が出てくるのです。
なお、大病院に勤務することはメリットも多々あります。その中でも、待遇の良さは、個人クリニックよりも優れていることがほとんどです。
シフト制が整えられているところも多いですし、福利厚生もしっかりと整っている病院も多くあります。
したがって、動物看護師としての勤め先を考える場合は、そういったことにも気を付けて選ぶ必要があるのです。
■動物看護師の一日を実際にご紹介!
それでは実際に、動物看護師として働いている方々の1日の生活リズムをご紹介していきましょう。
・個人クリニックで働く動物看護師の1日
まずは、動物看護師として個人クリニックで働く方々の1日の例です。
8:00~8:30
出勤後、準備
8:30~12:30
受付業務や問い合わせへの対応
12:30~
昼休憩
15:00~19:00
午後の診療のサポート
20:00
帰宅(残業がない場合)
個人クリニックで動物看護師として働いている方々の場合、午前中の業務内容は主に受付や会計など、事務仕事をする必要があることが多いです。
また、飼い主さんからいろいろな問い合わせの電話やメールなども随時チェックする必要もありますし、カルテを揃えたり、薬を処方する必要もあります。
・大きな病院で働く動物看護師の1日
続いては、大きな大学病院などで働く動物看護師の方々の1日の例を見ていきましょう。
14:30~15:00
出勤後、準備。引継ぎなども
15:00~19:00
入院患者のケアや補助など
19:00~20:00
休憩
20:00~23:00
手術の補助など。引継ぎ後帰宅
大学病院などで働く方々は、シフト制が割り振られていることが多いため、夜の勤務もありますし、朝からの勤務もあり得ます。
また、検査や獣医の補助に費やす時間も多くありますが、入院患者へのケアも必要となります。
■まとめ
いかがでしたか?
動物看護師として働く場合は、勤務先によって待遇や給与、生活リズムも異なっていくので、じっくりと検討する必要があります。
もちろんそれだけでなく、動物病院の雰囲気なども大事になっていきますので、就職したいと思う病院にはぜひ訪問してみてくださいね。