お仕事の裏側や業界話などご紹介!
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動物看護師として活躍でできるかも?その適性とは
動物看護師は、誰でもできる仕事ではありません。肉体的にも、精神的にもハードであることが多いですし、適性がある方の方がなりやすい職業でもあります。ここではそんな動物看護師の適性についてご紹介します。
動物看護師は、実は体力勝負といわれるほど肉体的にハードな業務内容が多い職業となっています。
また、動物の命に関わる仕事でもあるため、精神的にも辛さを覚えることが少なくはありません。
したがって、動物看護師は誰でもできる職業ではなく、適性も必要となる職業でもあります。
そこで今回は、そんな動物看護師について、活躍できる可能性が高い適性をご紹介していきたいと思います。
■動物看護師に必要な適性1.十分な体力
動物看護師の業務内容は、勤める動物病院の規模にもよりますが、いろいろなことがあります。
例えば大型の動物が治療を嫌がったとき、その子を抑えて獣医が治療をしやすいようにすることも業務内容に含まれますし、入院中の動物たちの散歩や世話などももちろん仕事のうちです。
また、個人クリニックで働く場合は、動物病院内の清掃や受付業務、会計、薬剤の調剤なども受け持つことが多いですし、他にもトリミングや様々な検査をする必要も出てきます。
これだけ見ても、動物看護師がどれだけハードな生活を送らなければいけないのかわかってもらえるかと思います。
実際に体力勝負といわれるほど、肉体的にきつい職業なのです。したがって、こういった毎日を送るためには十分な体力が必要となります。
また、大きな大学病院などはシフト制がとられているところが多くあります。
個人クリニックは定時制であることがほとんどですが、大きな病院はその日によって出勤時間も退社時間も異なります。
この場合、夜勤の後も昼間から勤務しなければいけないこともありますし、毎日同じ時間に食事や睡眠を摂ることも難しくなってくるのです。
したがって、病院の大きさにかかわらず、動物病院で動物看護師として働く場合は、十分な体力があることが第1条件となります。
■動物看護師に必要な適性2.高いコミュニケーション能力
もちろん、体力だけあっても動物看護師として活躍することはできません。
続いては、動物看護師として活躍できるであろう適性として、高いコミュニケーション能力についてご紹介していきましょう。
動物病院は、一人の動物看護師のみで成り立っているわけではもちろんありません。獣医の方や、他の動物看護師、そして治療を求める飼い主さんがいて初めて動物病院が機能するのです。
くわえて、大きな大学病院などの動物病院では、スタッフも多くいます。
自分が属していない科の獣医や動物看護師もいますし、それ以外のスタッフもいます。
こういった方々といざというときに連携を強めるためにも、普段からコミュニケーションをとっておく必要があるのです。
もちろん、職場内のコミュニケーションのみ取ればいいわけではありません。飼い主さんとの交流も、とても大事なことです。
会話ができない動物の代わりに、飼い主さんから症状を聞きだすことも必要ですし、飼い主さんに治療方針や薬について説明することもしなければいけないことです。
したがって、動物だけでなく人との高いコミュニケーション能力も必要な適性の一つなのです。
■動物看護師に必要な適性3.動物が好きだということ
動物関連のお仕事に就きたい理由として、「動物が好きだから」と答える方は多くいます。
しかし今まで述べた通り、動物が好きなことだけでは続けていけないほど、動物看護師は精神的にも肉体的にもハードな職業です。
ですが、やはり動物が好きでなければ続けていけない仕事でもあります。
どんなに辛くても、動物たちが元気になっていく姿を見ることができることをやりがいとして頑張っている動物看護師の方はたくさんいます。
体力が十分にあって、コミュニケーション能力がどんなに高い方でも、動物が好きでなければ続けられない職業が、動物看護師なのです。
■まとめ
いかがでしたか?
動物看護師は、誰でも続けられる仕事ではありません。
適性があること、そしてなにより動物が好きであることが第1条件となってきます。
ぜひ参考にしてみてください。