お仕事の裏側や業界話などご紹介!
コラム お仕事の裏側や業界話などご紹介!
必読!動物看護師に必要なことや覚悟について
動物看護師は、誰でも続けられるような易しい仕事ではありません。動物の命にかかわる仕事ですので、職に就くにあたっていろいろな力や覚悟が必要となります。ここでは、そんな動物看護師に必要なことやものについてご紹介していきます。
動物看護師は、獣医と同じく動物たちの命にかかわるお仕事です。決してその命は軽いものではありませんし、飼い主さんの期待も背負って仕事をする必要があるのです。
そんな動物看護師は、誰でも簡単に続けられる仕事ではありません。今回は、動物看護師になるにあたって、必要なことや覚悟について、詳しくご紹介していきたいと思います。
■動物看護師に必要なもの:自分の意見を持てること
動物看護師の主な仕事内容は獣医のサポートとなります。
基本的には、動物たちの治療に当たる獣医のお手伝いや手術の助手など、直接的に動物たちの生死などに繋がる仕事ではありません。
しかし動物看護師だからといって、動物たちの生死に全く関係がないわけではありません。
毎日動物たちと触れ合い、お世話をすることで、獣医以上にちょっとした変化に気がつくことができることもあります。
それによって、動物たちの状態の悪化を防ぐことができることも多々あるのです。
したがって、動物看護師は獣医の言う通りにすべて動けばいいというわけではありません。
もちろん勝手にしていいというわけではありませんが、いつでも主体性を取り、責任を持つことが必要なのです。
それには、いろいろな経験をしてスキルを積み上げておくことも必要ですし、自身がいつでもベストな判断を下せるように勉強することも大切になってきます。
ときには主体性を持って、獣医に進言できるような強さを持つことも、動物看護師には必要なことなのです。
■動物看護師に必要なもの:周りとの協調性
続いて、動物看護師として必要なこととして「周りとの協調性」についてご紹介していきたいと思います。
動物病院には、スタッフだけでもいろいろな人がいます。
特に大学病院などの大きな動物病院などは、自分が属しているところの他にも科がありますし、当然ですがそこには別の獣医や動物看護師がいます。
そういった人たちとも、きちんと協調性を持つことが必要なのです。
動物たちの治療の中では、何が起こるかもわかりませんので、ときには他の獣医や動物看護師と協力して治療に当たることもあります。
その際、知らない人だからという理由は通りませんし、動物たちのためにもしっかりと連携して治療に当たる必要があるのです。
また、後輩や先輩関係を良くしておくことも大切です。後輩がいれば教えてあげてミスを防ぐこともできますし、先輩がいれば知らないことを教えてもらうことができます。
普段から忙しい動物病院では、こういった協調性が良くなければスムーズに業務をこなすことが難しくなってくるのです。
■動物看護師に必要なもの:責任感と覚悟
動物関連の仕事に就きたい理由として、動物が好きだということを理由に挙げる方は多くいます。しかし、動物が好きなだけでは動物看護師を続けることはできないのです。
なぜならば、動物看護師は動物のいいところだけを見ることができる仕事ではないからです。ときには、動物たちの最期を看取ることもあります。
排泄物や、嘔吐物を定期的に片付ける必要もありますし、苦しそうな動物たちを目に何もできないという無力感を味わうこともあります。
こういった動物たちの命に関わっているという責任感と覚悟は、動物看護師にとって最も大切なこととなります。
いつでも動物たちのために動けるかということは、実はすごく大変なことなのです。
動物看護師が、自分の勝手で動物たちをないがしろにすることは、絶対にしてはいけないことでもあります。
また、どんなに自分につらいことがあっても、業務に差し支えないようにする覚悟も必要となります。
いつでも気持ちを切り替えて、動物たちと冷静に付き合うことは、難しいことですがとても大事なことです。
こういった責任感と覚悟は、動物看護師になるにあたって、必要不可欠なことでもあります。
■まとめ
いかがでしたか?
動物看護師は、だれでも続けることができる仕事ではありません。
動物たちの命に近い仕事ですから、いろいろなことや覚悟が必要な重要な職業なのです。ぜひ参考にしてみてください。