お仕事の裏側や業界話などご紹介!
コラム お仕事の裏側や業界話などご紹介!
トリマーのやりがいについて。専門学校でやっておくべきこととは
トリマーになりたいと思っているあなたには、恐らくそう考え始めたきっかけがあるものだと思います。
ペットを飼っていて興味が湧いたから、ペットショップのトリマーさんを見てかっこいいと思ったから、単純に動物が好きだから。
理由は人によって様々あるかと思いますが、トリマーというのは想像通りの仕事なのでしょうか?
動物を相手にする仕事なので、当然苦労することや大変なことはたくさんあります。
それなのに人気の職業として今トリマーを目指す人はどんどん増えています。
そんなに多くの人を魅了するトリマーのやりがいや魅力は実際どんなところにあるのでしょうか。
また理想のトリマーになるために専門学校でやっておくべきこととは?
トリマーのやりがいや魅力ってどんなこと?
現役のトリマーさんにやりがいや魅力を聞いてみると、ほとんどの人がまず仕事で動物と触れ合えることと答えます。
トリマーは動物の美容師です。
つまり、飼い主から愛されるペットたちをより一層魅力的に、可愛くかっこよく仕上げるための仕事です。
当然自分自身が動物が可愛い、かっこいいと思い、大好きである必要があります。
そのため仕事で動物に関われるというのが、なによりのやりがいでありモチベーションに繋がっています。
また、動物は言葉を話せないので、基本的に折衝は飼い主の方と行います。
様々なお客様と触れ合う中で、時にはクレームとなることもありますが、やはり感謝される瞬間というのにやりがいを感じる人は多いです。
より魅力的になったペットに飼い主さんはより愛情を注ぎ、飼い主とペットがどちらも幸せそうな姿を見れるというのは、トリマーの特権と言えるでしょう。
トリマーの仕事は定型がありません。
動物の種類によっての対応、最近の流行について、飼い主さんの要望、施術の目的まで様々な要素が複雑に絡み合う仕事です。
日々の勉強が必要となります。
そんな中で成長していく自分自身にやりがいを感じるトリマーさんも少なくありません。
そうして自分と向きあって技術と知識を磨いたトリマーは、やがてカリスマトリマーとして有名になっていきます。
専門学校でやっておくべきこととは
やりがいや魅力というのは実感を伴って知ることができるものなので、事前にいくら聞かされたところで実際にやってみないと分かりません。
そもそも何にやりがいを感じるか、何を魅力と思って仕事に従事するかも人によるところが大きいので、やはり経験することは欠かせません。
実際に就職してみて、やっぱり違ったな、と思う可能性も十分にあるのです。
それならば、早い段階でやってみるのが一番です。
トリマーを目指す時に専門学校でやっておくべきことは、実習及び現場でのアルバイトやインターンの経験です。
また、たくさん動物と触れ合う機会を持っておくことで、動物のいいところも悪いところもたくさん知ることができます。
動物のこと、仕事のこと、現場のことを全て在学中に経験するには、やはりトリマーの専門学校が一番です。
また、在学中にトリマーの資格、またペットエステティシャン等の関連資格を取得しておくことで就職する時にも就職した後にも必ず役に立ちます。
カリキュラムの中で取得を目指せる専門学校が、より充実したトリマーを目指すには適していると言えます。
まとめ
トリマーは動物が好きでなければ務まらない仕事ですが、動物が好きなだけでも務まらない仕事です。
動物は好きだけど人とのコミュニケーションは苦手、という人も、トリマーを目指すからには人との折衝に慣れなければいけません。
言うことを聞かないペットも多いので、そうしたときにこんなはずじゃなかったと思わないように動物への深い理解も必要です。
動物を飼ったことがない人はなおのこと、動物と触れ合う機会を増やす必要があります。
トリマーは決して収入が高い仕事でもなければ、就業環境に優れている仕事でもありません。
生き物を相手にする以上は残業や休日出勤の可能性はありますし、勤務先によっては夜勤なども発生するかもしれません。
しかしやりがいや魅力はピカイチです。
動物を相手にする仕事は他にもありますが、飼い主にとって家族でもあるペットを相手にする仕事は少ないです。
まずは専門学校トリマーとしての経験を積み、自分ならではのやりがいやトリマーの魅力を探してみることから始めましょう。